ペット保険を調べていると、「損害保険」や「少額短期保険」という言葉を目にすることがあります。これらは、ペット保険を運営している会社の種類の違いをあわらしているものです。ここでは、その違いを説明しましょう。
損害保険は、損害保険契約者保護機構に加入している損害保険会社が設置している保険のことです(加入は義務づけられています)。保険金や返還金が補償されているので、万が一、この保険会社の経営が破たんした場合でも安心です(原則として80%、破たん後3カ月以内は100%)。
保険契約者保護機構についても説明しておくと、保険会社(海外の保険会社も含む)の経営が破たんした場合でも、破たん保険会社の保険契約の移転等(移転や合併・株式取得)における資金援助などを行うことにより、保険契約者を保護することを目的とした制度です。生保、損保で別々に設立されています。
人間のように寿命が長く、手術や入院費用が高額になる場合には、長期(終身)で高額の保険が求められます。一方、人間ほど医療費も高くなく、寿命も短いペットや家財などには、小額で短期の保険が適しているといえます。この後者の条件に適した保険として、近年になって増えてきたのが小額短期保険です。
損害保険も少額短期保険も、どちらも金融庁の監督下にあり、責任準備金制度が設けられています。情報開示・責任準備金・募集規制・検査や監督などの責任の範囲も同じです。
対象とされる顧客も不特定でよく、「他保険会社商品の代理代行業務」も事業内容として認められているので、これらの点では損害保険会社も少額短期保険会社も変わりはありません。ですので、どっちがよくてどっちが悪い、ということはなく、どちらも安心して利用できる保険になっているんですね。