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小型犬の病気と治療費の目安

動物がかかりやすい病気について知っておくことも、ペットと長く暮らしていくポイントになります。ここでは、特に小型犬を飼っている方は注意しておきたい、動物の病気について説明します。

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小型犬がかかりやすい病気とその症状

チワワなどの小型犬がかかりやすい病気としては、以下のものが挙げられます。

●膝蓋骨脱臼<足を痛がる・足をかばう・引きずる>
後ろ足の膝蓋骨(人間で言うとひざのお皿にあたるところ)が正常な位置からはずれてしまう状態です。

●緑内障<ぼんやりしていることが多い・目が白く濁る・頭を触られるのを嫌がる>
瞳孔の散大、眼の充血、眼球が大きくなるといった症状が見られ、視覚障害を起こす病気です。失明の危険性もあります。

●鼠径ヘルニア<下痢・便秘・元気がない・疲れやすい>
鼠径部(脚の付け根)にある隙間から、お腹の臓器が飛び出てしまう状態。先天性のものと、事故の外傷などによる後天的なものとがあります。

●気管虚脱<息が荒い・呼吸が苦しそう・皮膚や粘膜が青白い>
中高年齢に発症しやすい病気です。呼吸のときに息が荒くなって咳をし、ひどい時には呼吸困難を起こします。肥満によって悪化します。

●てんかん<けいれんを起こす・意識がなくなる・失禁する>
脳に障害があって起きる「症候性てんかん」、脳に原因が認められず、原因不明の「特発てんかん」があります。身体の一部~全身のけいれんなどのほか、意識を失って倒れたりします。

●椎間板ヘルニア<ふらつく・立ち上がれない・びっこをひく>
ダックスフントやビーグルなどに多い脊髄障害です。

●外耳炎<耳をかく・よく首をかしげる>
外耳道に蓄積した耳垢に細菌などが繁殖し、外耳道が炎症する病気。耳のたれた犬種に多く発症るといわれています。

●白内障<目が白く濁る・物にぶつかる>
水晶体が白濁する病気。コッカ―スパニエル・プードル・アフガンハウンドなどに多く発生するといわれています。

●股関節形成不全<歩行がフラフラする・階段を嫌がる・動くのを嫌がる>
股関節の発育や成長に異常が見られる疾患。遺伝的素因によるものが多いと言われています。大型犬に多く発症します。

●アレルギー性皮膚炎
ノミ・アトピー・食餌などにアレルギー反応を起こして、皮膚が炎症を起こしてしまう症状。

その他の動物がかかりやすい病気

猫がかかりやすい病気
●耳疥癬症 ●猫伝染性腸炎 ●猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ) ●トキソプラズマ症 ●リンパ腫 など

うさぎがかかりやすい病気
●肝コクシジウム症 ●腸コクシジウム症 など

治療費の相場

動物病院の診察・治療費は、公正取引委員会によって基準料金の設定が禁じられているため医療機関によってまちまちです。ここでは、犬・猫の一般的な診療費の一例をご紹介します。

・初診料 平均約1,200円 最高約4,000~4,499円
・入院料(小型犬) 平均約2,700円 最高約10,000円~
・入院料(大型犬) 平均約3,900円 最高約10,000円~
・入院料(猫) 平均約2,560円 最高約10,000円~
・局所麻酔 平均約1,800円 最高約5,000円~
・全身麻酔、吸入麻酔(60分あたり) 平均約9,400円 最高約30,000円~
・骨折手術 平均約39,300円 最高約100,000円~
・腫癌摘出手術 平均約27,900円 最高約100,000円~

補償の対象になる病気やケガは?

補償の対象となる病気やケガの種類は、ペット保険の種類によってもさまざまですが、以下のような「病気やケガに当たらないもの」に対しては、補償の対象とはなっていないのが一般的です。

◆去勢・避妊・妊娠・出産・帝王切開などの処置
◆狂犬病接種・ワクチン接種・フィラリア予防などの予防費
◆療法食・サプリメント・ビタミン剤などの健康食品費
◆停留睾丸・臍ヘルニア・鼠径ヘルニアなど
◆爪切り・狼爪除去・肛門腺しぼり・耳掃除・断尾・断耳など
◆ノミ・マダニなどの駆除費用
◆健康診断・症状を伴わない血液検査・糞便検査など
◆時間外診療・文書作成費などの治療付帯費用

ここで注目してほしいのが、前で紹介したチワワなどの小型犬がかかりやすい病気「膝蓋骨脱臼」です。これ、保険によっては補償外になってしまっているものも少なくないんですよね。要注意です!(私もこれを知って、膝蓋骨脱臼が補償されている「PS保険」を選びました)

加入したあとで「あれ!?」なんてことのないように、自分のペットがかかやりやすい病気にはどんなものがあるのかを知り、それらをしっかりとカバーしてくれる保険を選びたいものです。

 
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